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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

あなたはそのままで良い

先週末の土曜日、日曜日と本田健さんの「願望達成術」
というセミナーに参加してきました。
願望達成というと、なんかギラギラした感じがするかもしれませんが、
実はほとんどが、”心”の話をするセミナーです。

「お金持ちになりたい!」とか、
「素敵なパートナーがほしい!」とか、
「テニスが上手くなりたい!」とか、
いろいろな願望があると思うのですが、
その願望を達成する一番の障害となるのが、
自分の中にある心の闇なんですね。

僕がこのセミナーで得た一番の収穫は、
自分の中に抱える、”無価値感”に深く気付けたことでした。
”自分は価値のない人間である”
普段自分では全く気が付きませんが、実はそう信じているんです。
僕だけでなく、現代人のほとんどが、
この闇を抱えているのではないかと思います。

無価値感を抱えた人間の特徴は、
”自分の価値を証明しようとすること”です。
自分が何かを達成したり、他の人に勝ったり、
他の人から褒められたりしないと、
自分で自分自身の価値を認められません。
価値を証明するために、
ある人はビジネスでの成功を目指し、
ある人は社会的に認められるパートナーを得ようとし、
ある人はスポーツで成功しようとするのです。

無価値感をバネに成功する(したように見える)人もいるでしょう。
しかしその影で、ほとんどの人が挫折感を味わいます。
また成功したように見える人も、
決して無価値感から解放されるわけではありません。
自分の外側にある成功という幻想で、
無価値感を見えないようにしているだけだからです。

僕自身、今まで生きてきた約30年間、
自分をわかって欲しい、認めてほしい、愛してほしい、
そんな想いで必死にがんばってきたことが良くわかりました。
本当は何も証明する必要はないんです。
誰かに勝つ必要もないんです。
あるがままで良いんです。
そうわかった瞬間、今までの自分自身があまりにも不憫に思え、
こらえようもなく涙が流れ出てきて、
どうしようもなくなってしまいました。

テニスでも、自分の価値を証明するためにがんばってしまうと、ツラくなります。
いつも誰かに勝たなければならないと思うと、
すぐに落ち込んだり、イライラしたりして、楽しくなくなってしまいます。
自分らしくプレーすれば、それで良いんですね。
そういう考えが腑に落ちたとき、
逆に良いプレーができたりするから、また皮肉なものですよね。
楽しく幸せにテニスをしていきましょうね。
投稿者 yanahara 17:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

全豪オープンSF、フェデラー敗れる!

全然タイムリーじゃなくてスミマセン・・・
先週の金曜日の夜から土曜日、日曜日と
ずっとセミナーに参加していたので、
リアルタイムで見ることができませんでした。
すごいセミナーだったので、この話はまた別でシェアしますね。

それでSFのフェデラーVSジョコビッチ戦ですが、
心配が的中してしまいましたね。
ジョコビッチがかなり力をつけてきていたので、
ちょっと危ないかなぁと思っていました。

ジョコビッチのボールって、一球一球が強いんですよね。
感覚的な表現しかできないんですけど、
なんか強烈なエネルギーが詰まっているような感じ。
サーブにしてもストロークにしてもそうなんです。
なので対戦する選手が返球するのが難しそうで、
少しずつ押されていくんですね。
ツォンガも同じようにボールが強く、
また新しい時代の選手が出てきたなぁと感じます。

ただこの試合に関して言うと、
フェデラーも十分勝つチャンスはあったと思います。
大事な場面でファーストサーブが入らなかったり、
それほど難しくないなボールをミスしたり、
ここ数年と逆のことが起こっていました。
フェデラーも人間なんですね。笑
なんか逆にホッとする感じもします。

フェデラーがジョコビッチに比べて明らかに劣る点は、
バックのリターンじゃないかと思います。
ジョコビッチは相手のスピンサーブを
両手で思いっきり高いところから打ち込んでいけるのに対し、
フェデラーも打ち込んでもジョコビッチほどの威力はないし、
ミスも多いし、スライスで甘く返球するだけという場合も良くあります。
ここが今後の改善点でしょうね。
ナダルが出てきて、フェデラーは進化しました。
今度はジョコビッチが出てきて、
彼がどこまで進化するのか楽しみですね。

それでは。
投稿者 yanahara 22:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

ツォンガ、ナダルを破って決勝進出!

いやぁ、正直ビックリしましたね。
ナダルがストレートで負けるなんて。
しかも内容が完璧でした。
ビッグサーブ、ビッグフォア、
そしてネットに出てはドロップショットと多彩な攻めを見せ、
ナダルに全くテニスをさせていませんでした。

ツォンガの魅力は、サーブやフォアの一発で仕留めるビッグショットもそうですが、
苦しいときには、中ロブで逃げたり、
かと思えば、突然間合いを詰めてアプローチショットを打ったり、
トップスピンロブを打ったり、ドロップショットを打ったり、
パターンが豊富なところだと思います。
観ていておもしろいですよ。

天才的なプレーで、打ち方がいい加減に見えるらしく、
解説者がよく、
「いやぁ、あんな打ち方でよく入りますね。
やっぱり手先の感覚が異常に優れているんでしょうねぇ。」
と言っていますが、
僕は逆だと思うんですよね。

一生懸命にやり過ぎると、逆に下手になります。
頭で考えてショットを打ったり、
絶対にあそこに打ちたい!というような一生懸命感が出ると、
ミスしたり、ショットが甘くなったりします。
普通に来たボールを普通に打つことが大切なんですけど、
そうすると結構いい加減に見えるんですね。

そう言えば、フェデラーがトップに出てくる前も、
「才能だけでやっている。もっと一生懸命やったほうがいい。」
ようなことを、解説者に良く言われていましたね。笑

さて、今晩はもうひとつの準決勝フェデラーVSジョコビッチの試合があります。
ジョコビッチはこれまで1セットも落としていないぐらい好調です。
ショットの威力が強く、攻撃の展開も速いので、
フェデラーもかなり苦戦を強いられると予想してます。
かなりのレベルでプレーしないと勝てないでしょうね。
個人的にはフェデラーを応援しているので、ちょっと心配しています・・・

それではまた。
投稿者 yanahara 21:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

いつもチャレンジャーで

おはようございます。柳原です。

全豪オープンテニスもベスト4が出揃い、
いよいよ目が離せなくなってきましたね。
フェデラーナダル、ジョコビッチの3強と
新鋭のツォンガが残っています。
どんな結果になるのか、本当に楽しみです。

ところで、フェデラーと3回戦で対戦し、
ファイナルセット10-8という大接戦を演じた
セルビアのティプサレビッチという選手をご存知ですか?
彼は世界ランク49位の選手なのですが、
とても攻撃的なテニスでフェデラーを後一歩というところまで追い詰めました。

チャレンジャーの強みなんですよね。
負けて元々ですから、開き直ってどんどん攻めることができます。
「負けたらどうしよう、ミスしたらどうしよう」
というような余計な心配がなく、
ただひたすら、”ボールを打つ”ということに集中し切ることができます。
そうしたときに人間は本来持っている力を発揮できるんでしょうね。

みなさんも、おそらく経験があるのではないでしょうか?
自分より少し上の選手と対戦するときが、
一番調子が良いという人も多いと思います。
逆に負けてはいけないと思っているときは、プレーが保守的になり、
保守的なくせに簡単なボールをミスしてしまったり、
先に攻め込まれてしまったりすることがあると思います。
僕なんかは、その典型ですが・・・苦笑

ここで学ばなければならないのは、
「負けてはいけない」とか「負けても良い」というのは、
自分自身で勝手に決めているということです。
もしくは、ランキングなどの周りが決めた基準であっても、
自分自身がその情報を受け取っているということです。
そしてその勝手に決めた思い込みによって、
自分自身のプレーのレベルが、大きく左右されているわけです。

勝っても負けても、いつも自分のベストを尽くすことができれば最高ですよね。
怖れに支配され、身も心も縮こまったままプレーしてしまうのが最悪です。
そのためには、どんな相手と対戦するときでも、
チャレンジするという気持ちを持つことが大切だと思います。
いつもチャレンジャーでいることが、良い結果にもつながっていくんですね。

フェデラーも以下のようにコメントしているそうです。

「周りが自分にチャレンジしてくるのは分かっている。
でも、だからと言って、自分が受身に回る必要はないんだ。」と。

こういうコメントが言えるからこそ、
王者でい続けることができるんでしょうね。
もちろんフェデラーも、チャレンジできないときがあるからこそ、
3回戦で苦しんだり、昨年末にゴンザレスやナルバンディアンに負けたり
することがあるんでしょうけど。

”対戦相手が誰であれ、いつもチャレンジャーでいる”
ことは、言うは易し、行うは難しですが、
これはテニス以外のことにもつながる最高の心の修行ですよね。
これからも一緒にチャレンジしていきましょう。
投稿者 yanahara 10:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

忍者の動き?~ツォンガ選手

全豪オープンも終盤に入ってきましたね。
今大会で見つけたおもしろい選手は、フランスのツォンガ選手。
1回戦で第9シードのマレーを破り、
その勢いのままベスト4まで上がってきました。

強いショットも打てるし、ロブやドロップなどの柔らかいショットも打てるし、
何でもできるのですが、
僕が特におもしろいなぁと思う点は、動き方です。
190センチ近い巨体なのですが、動きがとても素早い。
でも決して早く動いているようには見えず、
逆に地面が彼のために動いてあげているように見えるのです。
意味わかりますかね?笑
忍者ってこういう風に動いていたのかなぁと、
よく知らないけど思ってしまいました。

それにしても最近のフランスは強い選手がたくさん出てきますね。
しかもみんな個性があっておもしろい。
きっと国民性もあるんでしょうね。

今日はベスト4をかけて、フェデラーVSブレーク、
ジョコビッチVSフェレールの試合が行われます。
またすごい試合になりそうですね。

それではまた
投稿者 yanahara 18:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

全豪オープン男子シングルス2回戦

全豪オープン、楽しんでいますか?
といっても普通のテレビでは放送されないですよね。
WOWOWに入ると、めちゃくちゃ楽しめますよ。
ほとんど一日中試合を流してくれます。
今年からウィンブルドンもWOWWOWで放送するらしく、
これで4大大会の全てを放送することになります。
迷っている方は是非入ってみたらどうでしょう?!
テニス好きには、たまらないと思いますが。

先日、僕が注目していたフェデラーVSサントーロの試合がありました。
結果は、6-1、6-2,6-0でフェデラーの圧勝。
フェデラーは一回戦でも3ゲームしか失っていなくて、本当に強いです。
とにかく展開が早くて、相手選手が着いていけない感じです。
昨年のマスターズのラウンドロビンでゴンザレスに負けて以来、絶好調ですね。
また一歩進化したように思えます。

サントーロの技もフェデラーには通用せず・・・
個人的には、サントーロの1回戦が見たかったです。
スライス、ドロップ、ロブで大男を崩していく姿は
とても痛快ですし、参考になります。
フェデラーと対戦してしまうと、
スライスやドロップやロブじゃ勝てないと
結論づけたくなりますが・・・苦笑

他におもしろかった試合は、サフィンVSバグダディス。
この二人が2回戦で対戦するなんて、贅沢ですよね。
激しいストロークの打ち合いでファイナルセットまでもつれこみ、
バグダディスが勝利。
あまりの激しさにシビレました。
サフィンもかなり良いテニスをしていたので、
復活してくるかもしれませんね。

それではまた。
投稿者 yanahara 11:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

全豪オープン注目のカード!フェデラーVSサントーロ

いよいよ全豪オープンが始まりましたね。
ここ2年間は連続で観にいっていたので、
テレビでメルボルンの様子を見ていると懐かしくなります。
今年はDVD教材の作成などで忙しく、行けなかったのですが、
代わりに全米オープンに行ってみたいなぁと思っています。

ドローを見てワクワクしてしまったのですが、
2回戦でフェデラーとサントーロが対戦しますね。
サントーロという選手を知らない人は結構いると思うのですが、
とにかくおもしろいテニスをするフランスの選手です。
確か2年前もブログで紹介しましたよね。

両方両手打ちで、フォアはほとんどスライス。
ドロップショットやロブを多発し、
相手選手を翻弄していきます。
テニスはただ強いボールを打つだけじゃないなぁと
教えてくれる選手です。

ダブルスでは何回かグランドスラムで優勝していますが、
シングルスでは、そこまで目立った活躍はしていません。
とは言え、ツアーでの優勝経験もあり、
去年の後半では、ロディックやジョコビッチに勝っている強い選手なのです。

テレビにはなかなか放映されない選手ですが、
今回はフェデラーと対戦することもあり、
おそらくWOWWOWで放送されると思います。
注目のカードなので、是非チェックしてみてくださいね。

それでは
投稿者 yanahara 11:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

DVD教材の発売とHPリニューアルのお知らせ

(以下、メルマガより)

ご挨拶が遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
柳原です。

道場のメールマガジンを発行するのは、
1年ぶりぐらいになってしまいましたが、
みなさんお変わりないでしょうか?

道場日記(ブログ)のほうではお知らせしていましたが、
昨年の夏からテニスが上達するためのDVD教材を作成していました。
僕がこの数年間に研究してきた中で、
自分自身にも、生徒のみなさんにも、
最も効果のあった上達の秘訣を、マニアックになり過ぎず(笑)、
できるだけ簡潔にまとめたつもりです。

思い返すとこの数年間、
古武術の甲野善紀先生の教室に参加したり、
高岡英夫先生の教室に行ったり、
初動負荷トレーニングの合宿に参加したり、(鳥取に3回も!)
和童塾の松本先生に教わったり、
結構たくさんの研究をしてきたぁと思います。
そのお陰で、テニス界の一般常識にはない身体動作の知識を
たくさん吸収することができました。

もちろん今も教わってきた知識の
ほんの一部しか活用できていませんが、
それでも自分自身や生徒のみなさんの上達ぶりを見ていると、
それなりの成果を出せたんじゃないかと思っています。

DVD教材では、一般のプレーヤーでも短期間に成果を出せるように、
できるだけわかりやすく作成してあります。
今までにない視点からテニスを捉えることで、
上達して頂くことができたら、とてもうれしいです。

今回のDVD作成に伴い、HPもリニューアルしてあります。
道場の名前も、No.1テニス上達道場に変更しました。
もし良かったら、遊びにきてくださいね。
http://yanaharatennis.com/

DVD教材は有料ですが、
研究の一部は無料メール講座で公開していますので、
こちらも是非活用して上達のきっかけにしてくださいね。
http://yanaharatennis.com/lec.html

(既に無料メール講座をご登録頂いている方で、メールが届かない場合は、
登録メールアドレスが間違っている可能性があります。
その場合は再度ご登録ください。)

それでは、今年も一緒に修行していきましょう!
投稿者 yanahara 13:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

楽しむことを忘れると、パフォーマンスが下がる

今日はミタカニューイヤーという試合に出てきました。
大会自体はまだ終わっていないのですが、僕はベスト8で負け。
負けたことよりも、試合内容が不完全燃焼で、
すごく後味の悪い試合になってしまいました。

最近わりと調子が良かったので、
今大会をすごく楽しみにしていたのですが、
自分に期待しているときに限って、
良いプレーができなかったりするんですよね・・・

期待値があがっている分、
うまくプレーできないと落胆してしまうのでしょうね。
そして必要以上に落ち込んだりイライラしてしまい、
プレーに影響が出てしまった部分がありました。

そして何よりも大きいのが”怖れ”の感情です。
「ミスしたくない」
「絶対にポイントを取りたい」
という気持ちが、知らず知らずのうちに先行し、身体を硬直させます。
そして普段なら、絶対ミスしないようなボールをミスしたり、
ボールの威力が半減したりします。
それがまさに起こった試合でした。

今日忘れていた一番大事なことは、
”試合を楽しむ”ということです。
年に何回か、やってしまうのですが、
試合に出ると、視野が以上に狭くなり、
勝敗のみに意識が向いて、プレーの質が著しく落ちるんですよね。

新年早々から、最も大切なことを再認識させられました。
そう言った意味で、とてもありがたい試合でした。
また一緒に修行していきましょうね。
今年もよろしくお願いいたします。
投稿者 yanahara 15:03 | コメント(0)| トラックバック(0)
2013年10月以降のブログ記事は新しいブログからご覧いただけます。

お知らせ

DVD教材
DVD教材発売中!
フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶ、テニス上達の極意!

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