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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

身体の声に従う

こんにちは。柳原です。
だいぶ暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

僕は先週末、軽井沢テニスフェスティバルという草トーナメントに出場してきました。
全体的なレベルはそれほど高いわけではなかったのですが、
なんとか優勝することができました。

今回のテーマは、できるだけ、”身体の声に従う”こと。
最近気づいてきたことですが、
身体は正しいことをしようとしているのに、
自分自身の中にいる別の誰かが邪魔をする場合が良くあります。
そうした場合にミスをしたり、ショットが甘くなったりするんですね。

別の誰かというのは、自分の中にある”恐れ”さんです。
彼はとても心配性なので、細かい動作を指示してきたり、
より安全なショットを選択させようとしてきて、
身体のしたいことを邪魔するんです。
彼は心配しているだけであって、悪気は全くないんですけどね。笑

今回はそんな”恐れ”さんを認めてあげつつも、
できるだけ身体の声に従ってプレーしてみました。
うまくそれができたときは、本当に素晴らしいショットが飛んでいくんですね。
自分でも驚いてしまいます。
いつも言っていることですが、身体は我々が認識しているより、
遥かに優秀なんですね。

”身体の声を聞く”
と言っても、わかったような、わからないような感じがする人も
きっと多いことだと思います。
目に見えずらい世界なので、説明がとても難しいのですが、
”ボールが入る、入らない”とか、”ポイントを取った、取られた”とか、
”勝った、負けた”というようなことに焦点を当てず、
自分の身体の感覚に焦点を当てていくと、だんだんわかって来ると思います。

少し高度なことですが、わかってくると効果は絶大なので、
是非試してみてくださいね。

それではまた次回をお楽しみに!
投稿者 yanahara 15:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

こんにゃく打法~楽天イーグルス山崎武司選手~

こんにちは。柳原です。

昨日の夜テレビのニュースを見ていると、
野球の山崎武司選手がインタビューでおもしろい話をしていました。
山崎選手と言えば、昨年はホームランと打点の2分野でトップでしたよね。
そして今年は今のところ打率トップ。
その好調の理由のひとつに、”こんにゃく打法”というのがあるそうです。

この名前は自分で命名したそうですが、
一般的に理想とされる打ち方は、”しっかり構え、しっかりスウィングする”のに対し、
こんにゃく打法では、”ダラダラと構え、ユラユラしながらそのままスウィングしていく”そうです。

「止まっているものを動かすためには大きな力がいりますよね。
例えば100メートルを走るときに、
ヨーイドンでスタートする場合と、
助走をつけてきて、そのままスタートする場合と
どちらが有利かという話です。」

というような感じでご本人が説明していました。

テニスでも実は同じなんです。
しっかり止まって、しっかりスウィングするという教え方が一般的ですが、
実は止まらず流れの中で打つほうが効率的で簡単なんですね。

それからもうひとつ好調の理由は、精神的な側面にあるそうです。
山崎選手は一度所属していた球団から戦力外通告を受け、
要するにクビになり、楽天に拾われた選手です。

「僕はもう怖いものが何もないんです。
一度戦力外通告を受けてますから。
一生懸命やって、それでもダメなら、ユニフォームを脱ごうと思ってます。」

このように言っていました。

怖れがない人が一番強いんですよね。
腹が据わっているので、浮き足立つことがありませんし、
いつも自然体でいることができます。

我々も自分自身に戦力外通告を出すと、能力が開花するかもしれませんね。笑
(半分冗談ですが、半分本気です。)

それではまた次号をお楽しみに。

★お知らせ
プライベート・グループレッスンの募集内容をHPにアップしました。
興味のある方はこちらをご覧ください。
http://yanaharatennis.com/info.html
投稿者 yanahara 17:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

ブレーキを外すとすごいボールが打てる

こんにちは。柳原です。
GWが終わりましたね。
みなさんはどう過ごされたでしょうか?

僕は伊豆にある友人のログハウスにお邪魔していました。
ログハウスは木の温もりがあるからか、とても癒される感じがするので大好きです。
僕もいつかテニスコート付ログハウスを持ちたいと思っているのですが、
果たして今生で実現するかどうか・・・(笑)

一日だけ集まった友人たちとテニスをしたのですが、
そこで思わぬ大発見がありました。
テニスを始めて数ヶ月の女性がいたのですが、
彼女のフォアハンドストロークが本当に素晴らしいのです。
もちろん初心者なので絶対的なスピードはありませんが、
普通に打っているのにかかわらず、手元でボールがどんどん伸びてくるのです。
ボールはちゃんと返球するのがとても難しく感じました。

彼女をよく観察してみると、動作の中にブレーキ成分がすごく少ないのです。
余計な力を使ってしまうと、動作の中でブレーキがかかってしまいます。
車で言うと、アクセルを踏みながら同時にブレーキをかけている状態になってしまうのですね。
みなさんもサイドブレーキを解除し忘れて車を走らせた経験はありませんか?(笑)
ちょうどそのような状態になってしまうのですね。

ブレーキ成分の少ない動作から生まれたボールの特徴は、
相手の手元でどんどん伸びていくことです。
見た目以上に威力のあるボールなのです。
言うまでもなく、その代表的な選手がフェデラーですね。

もちろん力を使って強いボールを打つこともできます。
代表的な選手はロディックでしょうか。
どちらを真似するのかは個人の趣向によりますが、
一般プレーヤーが真似すべきなのは、フェデラーじゃないかなぁと僕は思います。

自分の動作のどこがブレーキになっているのか、
探してみるとおもしろい発見があるかも知れませんね。
それではまた次回をお楽しみに。
投稿者 yanahara 09:57 | コメント(0)| トラックバック(0)
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