テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

こんにちは。柳原です。
今日はあいにくの雨ですが、最近は最高の天気が続いていますね。
テニス好きにとって、この気候の中でプレーすること以上の贅沢はあまりないですよね。

さて今日のトピックは、”重心の一点だけになる”です。
最近僕自身の中で出てきた感覚なのですが、
すごく調子の良いときは、自分が重心の一点だけになっていて、
その他のところはまるで”無”なんです。
重心の位置は丹田の辺り。
腕や脚、胸辺りに何か感じるときは、良いボールが飛んでいきません。

自分が重心だけの一点になれたとき、
身体は自分でも信じられないような素晴らしい動きをしてくれます。
「自由ってこんな感覚なんだ！？」
と感動してしまいます。
残念ながら、ずっとは続かないんですけどね。笑

僕の経験からすると、頭の支配によってプレーしているときは、
絶対にこの感覚は味わえません。
思考が外れ、心が適切な位置に落ち着いたとき、
身体が勝手にやってくれます。
とても不思議ですが。

上達を目指すとき、多少の思考を使うのは構わないと思いますが、
ヒントとして軽く使うのが大切だと思います。
そして、できるだけ早い段階で”手放す”ということが必要です。
普通は一度掴んだヒントに固執してしまうんです。
そうするとなぜかうまくプレーできなくなってしまいます。

僕のDVD教材でも上達のためのヒントをお伝えしていますが、
うまく機能していることであっても、できるだけ手放していってくださいね。
そうすると、より深く、身体で理解することができるようになります。

それでは今日も楽しい一日をお過ごしください。

今週は京王オープンというJOP大会に出ていました。
結果はベスト８。
3回戦では第１シードの選手に勝つことができましたし、
2年前は予選で負けてしまうこともあったので、
自分の成長を感じることのできた大会でした。

一番の収穫は、自分の弱い部分を許容できたことです。
今までは、自分の理想と違う部分を許すことができず、
イライラしたり悲しくなったりして、
自滅してしまうことがよくありました。
チャンスボールをミスしてしまっても、
大切な場面でダブルフォールトをしてしまっても、
ダメな自分を許してあげようと思って試合をしたのが良かったようです。

とてもおもしろい現象ですが、
ダメな部分を許容してあげると、
その部分がだんだん顔を出さなくなっていきます。
逆にダメな部分を非難していると、
何回も何回も同じミスを繰り返してしまうんです。
不思議ですが・・・

それにどんな自分でも許してあげることができると、
とても楽なんですよね。
怖いものがなくなるので、後は楽しむことしか残りません。
今までの僕にとっての試合は、とても辛く苦しいものでしたが、
それが楽しいものに変わっていきそうな気がします。

心の面以外にもたくさん気づいたことがあったのですが、
それはまた別の機会にお話しますね。
それでは楽しい週末を！

こんにちは。柳原です。
だいぶ暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか？

今日は3年ほど使ってきたノートPCをOSから再インストールしながら、
別のコンピュータでこの文章を書いています。
このところ動作が異常に遅くなったり、
アプリケーションがフリーズしたり、
シャットダウンができなかったりと、
どうしようもない状態で騙し騙し使っていました。

再インストールしてみると、ビックリするぐらいサクサク動きます。
すごく気持ち良い！
もともとは優秀なコンピュータなんですね。
余計なアプリケーションをたくさんインストールしていくなかで、
どんどん混乱し、動きが怪しくなっていったのですね。

テニスの上達とすごく似ているなぁと思います。
本来は誰でも結構優秀なんです。
”余計な知識”や”過去の経験から来る恐れ”が積み重なることによって、
身体がスムーズに動けなくなるんですね。

上達するために、普通はどんどん新しい知識を習得していこうとしますが、
実はいらない知識や邪魔している恐れを捨てるほうが重要だったりします。
足し算ではなく、引き算がかなり重要な要素なんですね。

コンピュータと違って簡単に消去できないところが難しいですが、
本当に必要な知識を整理し、自分の中にある恐れと向き合うことで、
少しずつ本来の能力を取り戻していけると思います。
そのためのヒントをメルマガやブログ、教材などでお伝えしていきますので、
是非参考にしてみてくださいね。

それでは楽しい週末をお過ごしください！