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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

テニスが上手くなるためのストレッチをする!?

こんにちは。柳原です。

テニスが上手くなるための練習は、
テニスコート以外でも行うことができますが、
みなさんは何か取り組んでいることはありますでしょうか?

僕自身が最近意識して取り組んでいることは、
表題の通り、”上手くなるためのストレッチ”です。
”ストレッチ”と聞くと固まった筋肉をほぐしたり、
可動域を広げたりするために行うというイメージがあると思いますが、
僕の場合は、テニスの動きが向上するための練習として行っています。

ボールに力を伝えたり、素早く動き出すためには、
丹田を中心として、上半身では背中から手の指先まで、
下半身では骨盤から足の指先まで神経が通る必要がありますが、
その感覚を磨くためにストレッチを行っています。

例えば、股関節を伸ばすストレッチを行うときでも、
必ず腹を締めてから動き出すように意識します。
腹が締まらないと丹田に意識が行かないからです。

腹を締めるためには、骨盤を立て、横隔膜を引き上げる動きが大切で、
この動きに意識を向けてから股関節を動かし始めます。

股関節を動かすときには指先、特に小指と薬指の意識が大切で、
そこにも力が通るように気をつけます。

このように何か一つの動作をするときでも、
力が流れる順番や身体を統一して使うための意識を持つことで、
テニスの上達につながっていくのですね。

ストレッチをするとき、伸ばす”部分”に意識を向ける人は多いですが、
それと同時に、”全体性”を意識できるようになると、
動きが洗練されたものに変わっていきます。

そして、全体性を意識してストレッチしたほうが、
筋肉が緩むというのも見逃せないおもしろい点です。
不思議ですが、身体って理想的な動作をすると、どんどん緩むんです。

繰り返しになりますが、理想的な動作の基本は、腹を締めてから動き出すこと。
こうすると、骨の配列が整い、筋肉の緊張がほぐれ、
トップアスリートがメインとして使っている、腸腰筋やハムストリングなどの
理想的な筋肉が動き出すのでしょうね。

”テニスをすればするほど、身体が緩んで気持ちよくなっていく”

これが僕の理想の境地ですが、正直なところ現状は、
テニスをすればするほど身体が痛みます。(苦笑)
それでも確実に良くなっている実感はありますので、
今後も精進していきたいと思っています。

今回の話、少しマニアック過ぎましたかね?(笑)
僕自身も数年前だったら半分ぐらいしか意味がわからなかったと思うので、
難しいと感じた人もあまり気になさらないで下さいね。

身体の動きをもっと詳しく知りたい方は、、
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僕が何年も身体のメンテナンスや動作改善でお世話になっている
PCSの藤本先生が書かれています。
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最後にお知らせですが、今週末の8月28日(土)10時から、
東京都の稲城市で、”ダブルスでのボレー実践練習会”を行います。
今のところ参加者が少なく寂しい状況ですので、
もし興味のある方は是非ご参加くださいね。
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投稿者 yanahara 15:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

背中から指先まで繋がる感覚があると、全てのショットが良くなる!?

おはようございます。柳原です。

先々週になりますが、今年1回目の道場合宿がありました。
何でも同じだと思いますが、レッスンも上手く行く場合と、
それなりの成果で終わる場合があります。
僕の説明やアプローチの仕方によっても変わりますし、
参加者の状態、それから相性によっても成果がかなり変わってきます。

今回の合宿は僕の中でも大成功で、
特に二日目からは劇的に変わる人がたくさん出て来ました。
その中の一人で愛知県から参加されたHさんですが、
フォアハンドストロークに長年悩まれてきたそうです。
初日にフォアハンドのストロークを練習して、
ポイントをアドバイスしましたが、それなりの成果で終わりました。

ところが二日目、フォアボレーのある練習をきっかけにして、
ボレーだけではなく、苦手だったフォアハンドストローク、
それ以外にもバックハンドのスライス、そしてサーブと、
全てのショットが次々と劇的に変わっていきました。

どんな練習をしたのかというと、

”左手の指先から左肩甲骨を通り、右腕のラケットまでを力を繋げる”
(右利きを想定)

練習です。

この感覚が分かってくると、腕やラケットでボールを打つのではなく、
背中でボールを打つという感覚になって来ます。
そうすると信じられないほど簡単にボールが飛ぶようになるのですね。

逆にこの感覚がないと、全身が統一されず、
悪い意味で身体のパーツが別々の動きをしてしまうので、
力も伝わりませんし、安定もしません。

一つの本質的な感覚を身につけると、
他のショットもうまくなるという姿を生で見ることができ、
僕にとっても本当に勉強になる瞬間でした。

以下はご本人から頂いた合宿の感想です。
大事なポイントが素晴らしくよくまとまっていて、
きっとみなさんにも参考になると思いますので、
是非読んでみてくださいね。
(ご本人の許可を得ています。お名前のみ修正しています。)

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柳原様

こんばんは、Hです。
合宿では大変お世話になり、ありがとうございました。

スマッシュの1回目の連載をたまたま見て、
どうすればボールに効率よく最大に力を伝えられるのかと
悩んでいた自分の答えがあるような気がして、
インターネットを調べてDVDを購入するところから始まったわけですが、
その後も試行錯誤が続く中で実際に生で指導を受けたいという思いが強くなり
合宿に参加させてもらうことにしました。

1日目は自分の一番の悩みであるフォアハンドストロークのレッスンからでしたが、
丹田から動き肩甲骨や腕が遅れて出てくる動きのメカニズムを習いました。
ミスをしているときはほぼ打点が早く、
ラケットが前に出すぎてしまっているということはよくわかりました。
ただ、なかなか自分の中でそれをうまく修正できずに、
「急に良くなるというのも難しいのだろうな~」と感じていました。

2日目はフォアボレーから始まりましたが、
やはりここでのひとつの教えが自分にとっては大きなポイントでした。
ラケットをセットしたときの左手の指先から左の肩甲骨、右の肩甲骨、右腕に至るまで、
力が通って「つながっている」感覚、これは本当に驚きの感覚でした。
肩甲骨を動かしながら左腕~背中~右腕がつながって力がラケット・ボールに流れていくという
今までに感じたことのないものでした。
それによってボールが不思議なほど伸びて行くし、
構えた時点から力が通っているのでいつボールが来ても打てる安心感みたいなものがあります。
力が通っているといっても力んでいるわけではないところが面白いです。

そして、ボレーでこれをやったときに、これはストロークも同じ?ということに気づき、
そのまま再びフォアハンドストロークをやらせてもらったところ、
期待通り、同じように力が流れて行き今までになかった良いボールが打ててしまいました。
バックボレーとバックハンドスライスのストローク、特にバックハンドスライスはすごいボールの伸びで、
こんなにも打つことが気持ちよいものかと驚くほどでした。
あっという間にレッスンも終わりの時間が近づき、最後のメニューはサーブでしたが、
ここまでくると、サーブも間違いなく良くなる予感がありました。
実際サーブの伸びが前日とは全く違い、本当に気持ち良くボールをヒットできました。

家に帰って今日、さっそく仲間と練習をしたのですが、
まずストロークが安定してミスをしないのでラリーがずーっと続き、
いつもよりきつい練習になってしまったのが予想外のうれしい誤算でした。
ただ、バックハンドスライスを打ったときだけはあまりのボールの伸びにラリーの相手
(かなり上手い人ですが)がちゃんと返せずミスヒットするという場面が多く、
打った自分の方がびっくりでした。
ゲームで打った1本のサーブは多分間違いなく人生最速だったと思います
(ちょっとサイドラインからはずれてフォルトしてしまったんですが(笑))。

もちろん、まだ教わったことでできていないことはたくさんあるんです。
リターンではまだ上手くタイミングをとることができないし、
ストロークも相変わらず打点が早くなってしまうことも多々あるんですが、
できたとき、できないときが認識できていることが前とは違うし、
これからの自分のテニスに今はすごく可能性を感じています。

最後に、柳原さんをはじめ、食事を用意していただいた奥さんやカフェの方、
そして一緒に楽しく練習してくださった参加者の方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

ちょっと遠いので頻繁に参加は難しいですが、またいつか参加したいと思っています。
よろしくお願いします。

ではまたお会いできますよう。
失礼します。
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①8月13日(土)10時~12時 「リターン力強化練習会」
②8月28日(日)10時~12時 「ダブルスでのボレー実践練習会」
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投稿者 yanahara 07:37 | コメント(0)| トラックバック(0)
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