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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

いつもチャレンジャーで

おはようございます。柳原です。

全豪オープンテニスもベスト4が出揃い、
いよいよ目が離せなくなってきましたね。
フェデラーナダル、ジョコビッチの3強と
新鋭のツォンガが残っています。
どんな結果になるのか、本当に楽しみです。

ところで、フェデラーと3回戦で対戦し、
ファイナルセット10-8という大接戦を演じた
セルビアのティプサレビッチという選手をご存知ですか?
彼は世界ランク49位の選手なのですが、
とても攻撃的なテニスでフェデラーを後一歩というところまで追い詰めました。

チャレンジャーの強みなんですよね。
負けて元々ですから、開き直ってどんどん攻めることができます。
「負けたらどうしよう、ミスしたらどうしよう」
というような余計な心配がなく、
ただひたすら、”ボールを打つ”ということに集中し切ることができます。
そうしたときに人間は本来持っている力を発揮できるんでしょうね。

みなさんも、おそらく経験があるのではないでしょうか?
自分より少し上の選手と対戦するときが、
一番調子が良いという人も多いと思います。
逆に負けてはいけないと思っているときは、プレーが保守的になり、
保守的なくせに簡単なボールをミスしてしまったり、
先に攻め込まれてしまったりすることがあると思います。
僕なんかは、その典型ですが・・・苦笑

ここで学ばなければならないのは、
「負けてはいけない」とか「負けても良い」というのは、
自分自身で勝手に決めているということです。
もしくは、ランキングなどの周りが決めた基準であっても、
自分自身がその情報を受け取っているということです。
そしてその勝手に決めた思い込みによって、
自分自身のプレーのレベルが、大きく左右されているわけです。

勝っても負けても、いつも自分のベストを尽くすことができれば最高ですよね。
怖れに支配され、身も心も縮こまったままプレーしてしまうのが最悪です。
そのためには、どんな相手と対戦するときでも、
チャレンジするという気持ちを持つことが大切だと思います。
いつもチャレンジャーでいることが、良い結果にもつながっていくんですね。

フェデラーも以下のようにコメントしているそうです。

「周りが自分にチャレンジしてくるのは分かっている。
でも、だからと言って、自分が受身に回る必要はないんだ。」と。

こういうコメントが言えるからこそ、
王者でい続けることができるんでしょうね。
もちろんフェデラーも、チャレンジできないときがあるからこそ、
3回戦で苦しんだり、昨年末にゴンザレスやナルバンディアンに負けたり
することがあるんでしょうけど。

”対戦相手が誰であれ、いつもチャレンジャーでいる”
ことは、言うは易し、行うは難しですが、
これはテニス以外のことにもつながる最高の心の修行ですよね。
これからも一緒にチャレンジしていきましょう。
投稿者 yanahara 10:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
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