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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

腕を骨盤から繋げてフォアハンドを改善する方法!?

先週末は道場合宿を行いました。
7名の方にご参加頂きましたが、そのウチ6名がリピーターで、
気心の知れた仲間のような感じになってきました。

何回も参加されている方は、みなさんそれぞれにすごく上達されていて、
僕としてもとてもうれしく感じました。
やっぱり、”継続は力”なんですよね。
何回も何回も聞いて、本質を理解していくものなんでしょう。

僕自身も身体についても、メンタルについても、
今もいろいろなところで学ばせて頂いていますが、
やっぱり1回目より2回目、2回目より3回目と、
回数を重ねるごとに身体に沁みてくる感じがしています。

今回の合宿でも参加者のプレーでいろいろと変化が起こりましたが、
フォアハンドストロークを大きく改善した方がいらっしゃいました。
いつもはバックハンドハンドのほうが得意で、
試合になるとフォアを打つのが怖くて、バックに回り込んでいたそうです。

動きを見てみると、腕の力は抜けているものの、
体幹からの繋がりがほとんどありませんでした。
打つボールも、悪いわけではないのですが、
それほど威力があるわけでななく、
それでいて安定感があるわけでもありませんでした。

そこで、ある打ち方を試してもらったのですが・・・

急にボールの威力がアップして打球音が変わり、
且つ、意図していないのにトップスピンが勝手にかかりました。

ご本人もビックリされていて、
いつもはフォアを打つときに不安を感じるのに、
その不安も無くなったと言って喜んで頂くことができました。

何を試してもらったのか簡単に説明すると、
右脚を左脚より前にして打ってもらいました。
通常、右利きだと右脚が後脚になりますよね。
それを逆にしてもらったんです。
極端なオープンスタンスみたいなイメージです。
プロで言うと、フェレールなんかがよくこんな打ち方をします。

なぜこのような打ち方を試してもらったのかと言うと、

”右腕と右骨盤が繋がる感覚”

を感じてもらうためでした。
この打ち方をすると、腕の根元が右腰にあるような感覚になるんです。

そして勝手に腕が振られていく感じがわかります。
腕が勝手に振られていく感覚でボールを打てると、
ボールを打った感触がほとんど残らないにもかかわらず、
ボールはグオーーーンと飛んで行きます。

もちろんこの方がすぐに上手く打てた理由は、
僕が少し補助をして、感覚的に理解してもらったからかもしれませんが、
やってもらったことはだいたいこんな感じでした。

何か苦手なショットを持っている生徒さんは、とてもありがたい存在で、
その方を改善するために試行錯誤していく中で、
万人にとって共通する、”動きの本質”を発見できたりします。
その瞬間が楽しくて、テニスコーチをやっているような気がします。
そしてその本質がわかってくると他の人に応用しても、上手くいく確率が高いんですね。

今回の合宿ではとても上手くいきましたが、
正直なところ、いつもいつも劇的に改善させてあげれるわけではありません。
もっともっと修行して、コーチとしてのレベルを上げて行きたいなぁと感じました。

ちなみに今日説明した打ち方を常にしなければならないわけではないので、
その点は勘違いなさらないでくださいね。
体幹から腕が繋がる感覚を掴むための一つの練習方法です。

テニス上達研究会の10月分の動画で詳しく説明する予定ですので、
興味のある方はそちらでも学んでみてくださいね。
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html

11月の10日(土)11日(日)には、今年最後の長野での合宿を行います。
それ以降は寒すぎてできません。(笑)
また近々アナウンスしますが、参加を希望される方は、
日程を空けておいてくださいね。

最後に、今回の合宿に参加され、
シングルバックハンドとサーブを改善された方からた方から
感想を頂きましたので、紹介させて頂きます。
興味のある方は読んでみてくださいね。

柳原
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富山県 T様 男性

柳原様

柳原道場秋合宿お疲れ様でした。

今年の合宿も残すところ、あと一回になりましたね。
11月も日程が合えば参加したいと思います。

それにしても今回の「腰合宿」の効果は恐るべしです。
あのバックハンドはヤバいですよ。
僕らのレベルのダブルスで、あのスピードのバックハンドをストレートに相手前衛にぶつけたら、
とても危険な気がします(^^;

またサーブの練習も面白かったです。特にフラットの打球音が変わりました。
しっかりボールに力が伝わると、逆に力感がなく、あっという間に相手コートに突き刺さる感じです。
サーブはエネルギーを上にと習いますが、それでどうして前方向に力が伝わるのかという疑問が解けた気がします。フラットが改善されると、今回の課題の一つだったスライスサーブも断然良くなりました。
スピンサーブはまた日頃の練習で元に戻ると思いますが、
柳原師範のようなバウンドしてから大きく跳ねるキックサーブが打てるよう引き続き練習したいと思います。

フォアハンドは、脱力に気をつけながらバックハンドやサーブで掴んだ手法を取り入れて練習してみます。
フォアでもバックでも火を吹くストロークが出来れば、また一つ階段を上がれそうです。

また次回新たなテーマを抱えて押しかけますので、宜しくお願い致します。

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★ワンデイ練習会(兵庫県神戸市開催)
9月30日(日)11時18時
http://yanaharatennis.com/practice_kobe.html
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http://yanaharatennis.com/tips.html
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柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
9月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

四股で開眼するバックハンドボレー!
コンパクトなテークバックから、
正確で威力のあるフォアハンドを打つ身体の使い方!

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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発行人:No.1テニス上達道場 柳原敏正
http://yanaharatennis.com

解除フォームは、こちらのページにあります。
http://yanaharatennis.com/mm.html
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日記 | 投稿者 yanahara 12:21 | コメント(1) | トラックバック(0)
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