tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

背中から指先まで繋がる感覚があると、全てのショットが良くなる!?

おはようございます。柳原です。

先々週になりますが、今年1回目の道場合宿がありました。
何でも同じだと思いますが、レッスンも上手く行く場合と、
それなりの成果で終わる場合があります。
僕の説明やアプローチの仕方によっても変わりますし、
参加者の状態、それから相性によっても成果がかなり変わってきます。

今回の合宿は僕の中でも大成功で、
特に二日目からは劇的に変わる人がたくさん出て来ました。
その中の一人で愛知県から参加されたHさんですが、
フォアハンドストロークに長年悩まれてきたそうです。
初日にフォアハンドのストロークを練習して、
ポイントをアドバイスしましたが、それなりの成果で終わりました。

ところが二日目、フォアボレーのある練習をきっかけにして、
ボレーだけではなく、苦手だったフォアハンドストローク、
それ以外にもバックハンドのスライス、そしてサーブと、
全てのショットが次々と劇的に変わっていきました。

どんな練習をしたのかというと、

”左手の指先から左肩甲骨を通り、右腕のラケットまでを力を繋げる”
(右利きを想定)

練習です。

この感覚が分かってくると、腕やラケットでボールを打つのではなく、
背中でボールを打つという感覚になって来ます。
そうすると信じられないほど簡単にボールが飛ぶようになるのですね。

逆にこの感覚がないと、全身が統一されず、
悪い意味で身体のパーツが別々の動きをしてしまうので、
力も伝わりませんし、安定もしません。

一つの本質的な感覚を身につけると、
他のショットもうまくなるという姿を生で見ることができ、
僕にとっても本当に勉強になる瞬間でした。

以下はご本人から頂いた合宿の感想です。
大事なポイントが素晴らしくよくまとまっていて、
きっとみなさんにも参考になると思いますので、
是非読んでみてくださいね。
(ご本人の許可を得ています。お名前のみ修正しています。)

-----------------------------------------------------------
柳原様

こんばんは、Hです。
合宿では大変お世話になり、ありがとうございました。

スマッシュの1回目の連載をたまたま見て、
どうすればボールに効率よく最大に力を伝えられるのかと
悩んでいた自分の答えがあるような気がして、
インターネットを調べてDVDを購入するところから始まったわけですが、
その後も試行錯誤が続く中で実際に生で指導を受けたいという思いが強くなり
合宿に参加させてもらうことにしました。

1日目は自分の一番の悩みであるフォアハンドストロークのレッスンからでしたが、
丹田から動き肩甲骨や腕が遅れて出てくる動きのメカニズムを習いました。
ミスをしているときはほぼ打点が早く、
ラケットが前に出すぎてしまっているということはよくわかりました。
ただ、なかなか自分の中でそれをうまく修正できずに、
「急に良くなるというのも難しいのだろうな~」と感じていました。

2日目はフォアボレーから始まりましたが、
やはりここでのひとつの教えが自分にとっては大きなポイントでした。
ラケットをセットしたときの左手の指先から左の肩甲骨、右の肩甲骨、右腕に至るまで、
力が通って「つながっている」感覚、これは本当に驚きの感覚でした。
肩甲骨を動かしながら左腕~背中~右腕がつながって力がラケット・ボールに流れていくという
今までに感じたことのないものでした。
それによってボールが不思議なほど伸びて行くし、
構えた時点から力が通っているのでいつボールが来ても打てる安心感みたいなものがあります。
力が通っているといっても力んでいるわけではないところが面白いです。

そして、ボレーでこれをやったときに、これはストロークも同じ?ということに気づき、
そのまま再びフォアハンドストロークをやらせてもらったところ、
期待通り、同じように力が流れて行き今までになかった良いボールが打ててしまいました。
バックボレーとバックハンドスライスのストローク、特にバックハンドスライスはすごいボールの伸びで、
こんなにも打つことが気持ちよいものかと驚くほどでした。
あっという間にレッスンも終わりの時間が近づき、最後のメニューはサーブでしたが、
ここまでくると、サーブも間違いなく良くなる予感がありました。
実際サーブの伸びが前日とは全く違い、本当に気持ち良くボールをヒットできました。

家に帰って今日、さっそく仲間と練習をしたのですが、
まずストロークが安定してミスをしないのでラリーがずーっと続き、
いつもよりきつい練習になってしまったのが予想外のうれしい誤算でした。
ただ、バックハンドスライスを打ったときだけはあまりのボールの伸びにラリーの相手
(かなり上手い人ですが)がちゃんと返せずミスヒットするという場面が多く、
打った自分の方がびっくりでした。
ゲームで打った1本のサーブは多分間違いなく人生最速だったと思います
(ちょっとサイドラインからはずれてフォルトしてしまったんですが(笑))。

もちろん、まだ教わったことでできていないことはたくさんあるんです。
リターンではまだ上手くタイミングをとることができないし、
ストロークも相変わらず打点が早くなってしまうことも多々あるんですが、
できたとき、できないときが認識できていることが前とは違うし、
これからの自分のテニスに今はすごく可能性を感じています。

最後に、柳原さんをはじめ、食事を用意していただいた奥さんやカフェの方、
そして一緒に楽しく練習してくださった参加者の方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

ちょっと遠いので頻繁に参加は難しいですが、またいつか参加したいと思っています。
よろしくお願いします。

ではまたお会いできますよう。
失礼します。
----------------------------------------------------------------
★練習会
①8月13日(土)10時~12時 「リターン力強化練習会」
②8月28日(日)10時~12時 「ダブルスでのボレー実践練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
----------------------------------------------------------------
★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
----------------------------------------------------------------
★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
8月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①「脱力しながら、インパクト直前でヘッドスピードを加速させる身体の動き【サーブ編】」
②「ネット際で素早く動くための動き方と練習方法」
 ~今まで取れなかったボールを取るために~

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
----------------------------------------------------------------
投稿者 yanahara 07:37 | コメント(0)| トラックバック(0)
トラックバック
こちらの記事へのトラックバックは下のURLをコピーして行ってください。
コメント
この記事へのコメントはありません。
画像
画像の数字:
名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:
2013年10月以降のブログ記事は新しいブログからご覧いただけます。

お知らせ

DVD教材
DVD教材発売中!
フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶ、テニス上達の極意!

最近の記事
適切な打点に入れるよ…
06/14 17:35
胴体から先導できると…
06/11 15:20
錦織フォアのマネでき…
05/17 14:30
安心してラクな心の状…
05/08 15:39
5=?iso-202…
04/21 13:59
最近のコメント
I've been …
Audrey 10/26 14:26
Which year…
Genesis 10/23 04:38
Could I ha…
Carlos 10/16 08:31
Can I use …
Luis 10/13 03:17
Which univ…
Dominic 10/13 03:16
最近のトラックバック
カテゴリ別アーカイブ
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。