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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

2012年道場夏合宿のお知らせ

おはようございます。柳原です。

フレンチオープンが始まりましたね。
またテレビを見るにに忙しい日々が始まります。(笑)
昨日はフェデラーとジョコビッチの試合を観ましたが、
頭の動きが少なく、動きがとてもキレイだなぁと感じました。

前回も書きましたが、プロのような動きをするためには、
まず始めに達人の筋肉である大腰筋と横隔膜が働き、
そこから順番に全身運動が始まっていくという順番がとても大切です。
達人に筋肉が働かず、他の筋肉が統一感なく動いてしまうのが凡人の動き。
そうすると頭の動きが大きくなって汚く見えてしまいます。

僕自身の場合、ストローク、サーブ、ボレーなど各ショットを個別に打つときは、
それなりに大腰筋が働いている感覚や、
そこから運動連鎖が起こっている感覚がわかるのですが、
問題は、スプリットステップからの動き出し。
自分自身のプレーをビデオで確認してみると、
その動きがすごく乱れていることに気付かされました。
乱れていると若干言葉を濁しましたが、要するに汚いのですね。(苦笑)

昨日記事を書いた後、その自分自身のダメな動きを改善すべく、
フェデラーの動きと自分の動きを動画で比べてみたり、
練習グッズを使って遊びながら動いてみたりしていたのですが、
その中で、僕自身にとってはすごい気づきを得ることができました。
それは何かというと、

「良いショットを打つときの身体使いと
素早くきれいに動き出すための身体使いは同じ」

ということです。

良いショットを打つためには、身体が脱力しながらも、
全身に力のラインが通って統一されている感覚が必要です。
そして全身を統一させるためにも大腰筋と横隔膜が働いている必要があるわけです。

でも考えてみれば、動き出すときにも同じようにエネルギーが必要ですよね?
エネルギーがないと動き出せません。
なので、スプリットステップをして動き始める前にも、
達人の筋肉が働き、全身にエネルギーが通って統一されている感覚が必要なわけです。

ところが僕の場合、構えの段階でエネルギーが通っていないのです。
大腰筋と横隔膜が働いていない。
どうしてそうなっているのかというと、
僕の場合、「脱力」を意識し過ぎているからだということがわかりました。
脱力はもちろんすごく大切ですが、
全身の筋肉が全て弛緩してしまってフヌケのようになっていることとは違います。
ここは意外と勘違いしてしまっている人が多いのではないでしょうか?

僕の場合、ショットを打つときには大腰筋と横隔膜が働き、
全身にエネルギーが通る感覚はあるので、
試しにその感じで構えてから動き出してみると・・・

「めちゃくちゃ動きやすい!!」

頭は当然動きませんし、動き出しもスムーズで明らかに素早く動けます。
また動き出してからも、なんの準備もなく、
そのままボールが打てる感覚が身体にあります。
今までは、なんとかボールのところに追いついたとしても、
統一されていない身体の状態を一度立て直してから、
ボールを打つ必要があったことがわかりました。
正確に言うと状態を立て直せず、
ミスに繋がることのほうが多かったように思います。

自分自身のことで大変恐縮ですが、この気付きに感動してしまいました。
そして同時に、こんな当たり前のことに気がつかないなんて、
なんておバカさんなんだろうと笑ってしまいました。

物事を改善するためには、表面的なことより、
根本原因を改善するほうが早いですよね。
テニスも同じで、表面的な打ち方など、フォームを改善するのではなく、
大腰筋や横隔膜を働かせる動きを身に着けるというような、
本質を変えていくほうが早いし実りがあると思います。

6月10日(日)に東京で行うワンデイ練習会でも
達人の筋肉を働かせることをメインのテーマにしますが、
7月15日(日)、16日(月)に行う道場夏合宿でも、
同じことをメインテーマにしながら、
さらに深く掘り下げて練習していきたいと思います。

以下が夏合宿のご案内です。
基本的なコンセプトは同じなので、
前回の春合宿と文面は基本的に同じですが、
実際の練習では参加者の希望になるべく合わせて練習内容を組み立てていきます。

前回好評だったメンタルセミナーも引き続き行います。
今回は無意識の感情を感じ取り、抑圧された感情を解放するための
瞑想にも挑戦して頂こうと思います。
一日の練習後なので、眠ってしまわないようにしないといけませんが。(笑)

最後にご紹介している参加者から頂いて感想は、
新しいものもありますので、興味のある方は是非読んでみてくださいね。

それではまたみなさんのご参加をお待ちしています。
-----------------------------------------------------------------
<道場夏合宿のご案内>

去年は2回開催しましたが、
どちらも参加者のみなさんがどんどん上達していくのを目の当たりにし、
主催者の僕が言うのも変ですが、とても不思議な感覚になりました。
合宿って参加者のエネルギーが一つになりやすいんですよね。
誰か一人が新しい気付きを得ると、どんどん伝染して、
参加者がドミノ倒しのように変わっていきます。

またうまく行くと一人の人の中で技術的なドミノ倒しが起こります。
去年の例で言うと、ある方がフォアボレーで掴んだ背中が繋がる感触を応用して、
長年悩んでいたフォアハンドストロークを開眼させることができました。
さらにその感覚はサーブやバックボレーにも応用でき、
それまで打てたことのないレベルのショットが打てるようになっていきました。
もちろんご本人も驚かれていましたが、
僕自身や他の参加者もとてもビックリしたことを今も鮮明に覚えています。

どうしてこのようなことが起こるのかと言うと、
どんなショットでも力の伝え方や伝わる身体の形が基本的に同じだからなんですね。
もちろん今回の合宿も同じようにうまくいくかどうかはわかりませんが・・・
心新たにニュートラルな気持ちで臨みたいと思います。

去年の合宿と違ってくるのは、たくさん秘密の練習道具が出て来ることです。
”秘密の”と言いながら、既にたくさん公開していますが。(笑)
道具を使うことで、

”頭で理解する ⇒ 身体でわかる”

という順番ではなく、

”身体でわかる ⇒ 頭で補足的に理解する”

という順番を目指して進めて行きたいと思います。

それから、今回の合宿で僕自身の新しい挑戦であり、
一番の目玉であるのがメンタル講座です。
これまでも食事を取りながらメンタルについて
軽くお話をしてきたことはありましたが、
今回は正式なカリキュラムとして体系立ててお伝えします。

みなさんもお気づきだと思いますが、
”メンタル”は、ものすごくテニスの上達に影響するんですよね。
試合で緊張するとかしないとか、そう言った話ももちろんありますが、
それぞれの人が本来持つ能力をどこまで引き出せるのか、
それを決めている要素が、”メンタル”だと思います。

・試合で過度に緊張して別人になってしまう
・ランクが下の選手と対戦すると緊張してダメになる
・特定のショットでいつもミスをする(例:バックボレー、トスなど)
・一度掴んだと思った技術をすぐに忘れてしまう
・ポーチに出ようと思っているけど足が出ない

など、それぞれに抱えている問題があると思いますが、
身体動作での問題だけでなく、
メンタルでも引っかかっている可能性が多いにあります。
それを、

”メンタルブロック”

と呼びますが、そのメンタルブロックを外して、
身体を自由に軽くしてあげることを目指します。

例えて表現をすると、メンタルブロックを抱えたままプレーをすることは、
重いリュックを背中に背負ったままプレーしているのと似ています。
当たり前ですが、余計な荷物は降ろしてしまったほうがプレーしやすいですよね。

数字で表すと、自分自身の能力が本来100あるとして、
メンタルブロックがあると、20とか30ぐらいの能力で勝負することになります。
メンタルブロックが軽くなると、70とか80でプレーすることも可能になります。
プレーのレベルが大幅に変わるのは一目瞭然ですよね。

でもこの話は、

”自分にない、何か新しいものを身に付ける”

ということではなく、メンタルブロックという

”余計な荷物を降ろす”

という話ですから、わかってしまうと変わるのも早いんですね。

僕自身は、10年ほど前から身体動作の研究と並んで、
もしくはそれ以上に心の影響を研究してきました。
それによって、苦手だったショットが得意になったり、
身体が自由に動くようになって、
それまでは取れなかったボールに追いつけるようになったり、
打つコースの独創性が出たり、
様々な変化を自分自身に体験してきました。

そして僕自身にとって最も驚きだったことは、
テニスのメンタルブロックを外す作業を繰り返したことで、
仕事、家族関係、友人関係、ライフワークなど、
その他の分野の事柄でも大きく変化が見られたことです。

仕事では自分の本当にやりたいことを自分らしく自由に表現できたり、
素晴らしい家族関係を築けたり、
応援し合える仲間に出会えたり、
もしかすると他の人にとってはささいなことなのかも知れませんが、
僕にとっては奇跡に近い、素晴らしい人生になってきたなぁと感じています。

なぜこのようなことが起こったのかというと、
テニスでも他の分野でも、メンタル的に引っかかるポイントは同じだからです。
先ほどのいろいろなショットがドミノ倒しのように改善されていく現象と似ていて、
すごく面白いなぁと思います。

話が少し大きくなり過ぎましたが(笑)、
まずはテニスの上達を目的としてメンタルブロックの解放を目指します。
参加される方は是非楽しみにしていてくださいね。

それではみなさまのご参加をお待ちしています!
去年参加された方の感想を最後に載せていますので、
もし良かったら参考にしてくださいね。

■スケジュール
7月15日(日)
10時~12時 基礎練習
ストローク、ボレー、サーブ、スマッシュなどを
道具を使って体幹の使い方をマスターしながら、
動作改善を行なっていきます。
12時 昼食&休憩
13時半~15時半 応用練習
基礎練習での改善ポイントを実践でも使えるように練習します。
実践形式になると、ミスしたくないという気持ちが入ってきて、
基礎練習とは全く違う動きが出てきてしまうことがあります。
身体と同時に心の状態にも敏感になり、
本来の力が出せるようアドバイスしていきます。
16時 温泉
17時~19時 夕食&懇親会
昼間撮影したビデオを使いながら、いろいろな質問にお答えしていきます。
19時~21時 メンタル講座
メンタルブロックを解放し、自分の能力を引き出す方法をお伝えします。
21時 自由時間

7月16日(月)
8時 朝食
9時~11時 基礎練習
参加者の希望を聞きながらメニューを決めます。
スピンサーブやドロップボレー、トップスピンロブなどの
応用的なショットも良いですね。
11時~13時 昼食&休憩
13時~15時 実践練習(ラリー、ゲーム形式)
15時過ぎ 解散

※コートサーフェスはオムニコートです。
※自販機はありませんので、飲み物はご持参ください。(水はコート横にあります。)
※雨天の場合もできる限り近くのインドアコート(オムニ)で練習を行います。
※新幹線、電車をご利用の方は、上越新幹線上田駅まで送迎します。
15日(日)の9時に上田駅温泉口のロータリーでお待ちしています。
送迎が必要な方は、必ず事前にご連絡ください。

■集合場所
信州丸子高原グリーンヒル別荘地のテニスコート

住所:長野県上田市(旧丸子町)腰越2737
http://www.greenhit.jp/ghit/villa/map08_4.html

※東京からお車でお越しの際は、
中央道ではなく上信越自動車道を使ったほうが少し早く着きます。

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
参加者のレベルに合わせてメニューを組んでいきますので、
安心してご参加ください。

■料金
55,000円(テニス上達研究会会員の方は42,000円)

※以前に合宿参加券をご購入頂いている方は、そのままお使い頂けます。
※一泊四食付、部屋は男女別相部屋となります。
(お酒を飲まれる方は実費清算となります。)
※お申込み後、1週間以内にお振込ください。
お振込先は、別途連絡いたします。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~7日前:半額
6日前~当日:全額

■定員
8名程度

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。

■緊急連絡先

何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法

以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号
-----------------------------------------------------------
(以前ご参加頂いた方の感想①愛知県Hさん)
柳原様

こんばんは、Hです。
合宿では大変お世話になり、ありがとうございました。

スマッシュの1回目の連載をたまたま見て、
どうすればボールに効率よく最大に力を伝えられるのかと
悩んでいた自分の答えがあるような気がして、
インターネットを調べてDVDを購入するところから始まったわけですが、
その後も試行錯誤が続く中で実際に生で指導を受けたいという思いが強くなり
合宿に参加させてもらうことにしました。

1日目は自分の一番の悩みであるフォアハンドストロークのレッスンからでしたが、
丹田から動き肩甲骨や腕が遅れて出てくる動きのメカニズムを習いました。
ミスをしているときはほぼ打点が早く、
ラケットが前に出すぎてしまっているということはよくわかりました。
ただ、なかなか自分の中でそれをうまく修正できずに、
「急に良くなるというのも難しいのだろうな~」と感じていました。

2日目はフォアボレーから始まりましたが、
やはりここでのひとつの教えが自分にとっては大きなポイントでした。
ラケットをセットしたときの左手の指先から左の肩甲骨、右の肩甲骨、右腕に至るまで、
力が通って「つながっている」感覚、これは本当に驚きの感覚でした。
肩甲骨を動かしながら左腕~背中~右腕がつながって力がラケット・ボールに流れていくという
今までに感じたことのないものでした。
それによってボールが不思議なほど伸びて行くし、
構えた時点から力が通っているのでいつボールが来ても打てる安心感みたいなものがあります。
力が通っているといっても力んでいるわけではないところが面白いです。

そして、ボレーでこれをやったときに、これはストロークも同じ?ということに気づき、
そのまま再びフォアハンドストロークをやらせてもらったところ、
期待通り、同じように力が流れて行き今までになかった良いボールが打ててしまいました。
バックボレーとバックハンドスライスのストローク、特にバックハンドスライスはすごいボールの伸びで、
こんなにも打つことが気持ちよいものかと驚くほどでした。
あっという間にレッスンも終わりの時間が近づき、最後のメニューはサーブでしたが、
ここまでくると、サーブも間違いなく良くなる予感がありました。
実際サーブの伸びが前日とは全く違い、本当に気持ち良くボールをヒットできました。

家に帰って今日、さっそく仲間と練習をしたのですが、
まずストロークが安定してミスをしないのでラリーがずーっと続き、
いつもよりきつい練習になってしまったのが予想外のうれしい誤算でした。
ただ、バックハンドスライスを打ったときだけはあまりのボールの伸びにラリーの相手
(かなり上手い人ですが)がちゃんと返せずミスヒットするという場面が多く、
打った自分の方がびっくりでした。
ゲームで打った1本のサーブは多分間違いなく人生最速だったと思います
(ちょっとサイドラインからはずれてフォルトしてしまったんですが(笑))。

もちろん、まだ教わったことでできていないことはたくさんあるんです。
リターンではまだ上手くタイミングをとることができないし、
ストロークも相変わらず打点が早くなってしまうことも多々あるんですが、
できたとき、できないときが認識できていることが前とは違うし、
これからの自分のテニスに今はすごく可能性を感じています。

最後に、柳原さんをはじめ、食事を用意していただいた奥さんやカフェの方、
そして一緒に楽しく練習してくださった参加者の方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

ちょっと遠いので頻繁に参加は難しいですが、またいつか参加したいと思っています。
よろしくお願いします。

ではまたお会いできますよう。
失礼します。
-----------------------------------------------------------
(感想② 富山県Tさん)
柳原様

この度も大変お世話になり、有難うございました。

前回の「ボールが来ていないのに打ちにいかない」=「つながった状態で体幹を使って打つ」の感覚が、今回の合宿で全てのショットにおいて実感出来た充実した二日間だったと思います。

初日の収穫はフォアハンドボレーです。前回の合宿である程度バックハンドボレーに自信が持てたのですが、フォアは左手のポジションがいつもの横向きを作る癖でつながらない位置に戻ってしまっていました。

今回は柳原師範の練習法で何故劇的に上手く力が伝わるのかのメカニズムが頭でも理解することができ、二日目の練習では低く滑って行くフォアボレーを安定して打つことができるようになりました。

二日目の収穫はバックハンドとサーブです。バックハンドは片手と両手で悩んだり、グリップの握り方を散々変えてみたりと悩みが尽きませんでした。前回師範から「バックもフォアと同じ握りで、今の厚い握りを変える必要はありません」と教えて頂きましたが、どうしてもスピネーションが使えず、トップスピンで深いプレースメントのボールを安定的に打ち続けることができませんでした。

今回の合宿の目玉の一つはジャパネットヤナハラ(笑)テニス雑誌には載っていない数々の道具です。その一つにストレッチ用のバンドがありました。腰とつま先でそのバンドを引っ張るのですが、不思議と足から胴体に力が伝わる感覚が実感でき、胴でボールを押していくことができるようになった途端、ボールに強烈なスピンがかかり、何度打ってもベースライン間際でグ~ンと落ちて突き刺さる。バックハンドでは初めての体験でした。

そしてサーブです。以前サーブ練習会に参加させて頂いた際、スピン系のサーブの仕組みが理解できて以来、ダブルフォルトが大幅に減っていましたが、まだまだボールに力が伝わっている感覚が持てずにいました。「腕で打っているのに腕で打たないとは是如何に?」まるで禅問答のようです。前回までにフォアハンドストロークやバックハンドボレーで掴んだ感覚がサーブでは別物になっていました。今回はその感覚を掴む入口に立てた気がします。フラットサーブでしっかり地面からの力をボールにぶつけることができるようになると今まで体験したことにないスピードと回転が得られると分かりました。また腕を使わずにサーブを打つことができると、腕の疲労感が殆どなく、あれだけ全開のサーブを打 っても筋肉痛にならない=故障や怪我のリスクが少ないことも分かりました。

今のテニスの目標達成は5年後を予定していますが、この調子で進むと半分で達成していまうかもしれません。「期待⇒失望⇒心のポジションチェンジ」が大事でしたね(笑)昨日合宿が終わったばかりなのに、また次の夏合宿が楽しみです。
-----------------------------------------------------------
(感想③ 愛知県Nさん)

先日グリーンヒルテニス合宿に親子で参加しましたが、想像を遥かに裏切られました。

身体の『繋がりを感じる』理にかなった練習は、わずか2日間で、数か月?数年?の上達を感じました。
妻は当初、まるでペンギンがラケットを振るテニスとは異なる運動でしたが、不思議な下駄のおかげでインカレ選手(田村コーチ談)に見えたそうです。言い過ぎですが確かに一番の驚きです!

中一の三男は、柳原さんの二日間の指導で『繋がる感じ』を少し掴んだようです。明らかにボールの質が重くなり、楽しいテニスへの自信に繋がりました。今日から全国大会予選です、ちょっと楽しみです。

私にとっては1日目夜のメンタルセミナーがとても印象的でした。
上手くいかない時をテーマに、その時の『今』を感じ心のレベルを上げていく重要性を学びました。
ダブルフォールトを恐れ腕がちじ困っている自分に対し、10年後の自分はどんなアドバイスをくれるのか?・・・

ピンチは実は決断できるチャンスであり、その選択の連続が人生をより豊かにしてくれると、テニスを通じて教えて頂きました。
つまりくよくよ考え過ぎず、元気に楽しくやるが一番ですね!

柳原さんが合宿中言い続けた身体の繋がりをとは、実は『自分らしく気持ち良く生きる、人と人との繋がり。』を意味している様に思います。
グリーンヒルの新鮮な空気の中のテニス合宿は、柳原ファミリーのライフワークに触れ、おかげさまで元気を一杯頂き大満足です。

気絶しそうに美味しい朝食を頂いた奥様、一緒に参加していただ皆様、本当にありがとうございました。
心から感謝です!
投稿者 yanahara 12:25 | コメント(1) | トラックバック(0)

達人の筋肉を目覚めさせるワンデイ練習会のお知らせ

こんにちは。柳原です。

今、高岡英夫さんの「究極の身体」を読んでいます。
6年か7年ぐらい前に何回か読み返した本で、
達人の身体使いと凡人の身体使いの違いについて書かれてあり、
とても参考になりました。
久しぶりに読んでみると、当時は今ひとつピンと来なかったけど、
今だからこそ分かることがたくさんあり、
自分も少しは成長できたんだなぁとうれしかったりもします。

改めておもしろいなぁと思ったのは、
大腰筋や横隔膜を「主導制御筋」と呼んでいる点です。
この二つの筋肉は、凡人があまり使えていない達人が使う筋肉なのですが、
だからと言って、大腰筋や横隔膜はエネルギーを得るための主導筋
(身体運動のエネルギーを最大限発生させる筋肉)ではなく、
他の筋肉を適切に働かせるガイドライン的な働きをするのだそうです。

なので、この本の中では「主導制御筋」と呼んでいるわけですが、
このガイドラインに沿って身体の隅々の筋肉が動くと、
実にスムーズに美しく正確、且つ大きなエネルギーを発生させて、
動くことができるということです。

対極にある凡人の動きというのは、この制御筋が働きません。
そうすると全身にある他の筋肉が勝手にバラバラに動いてしまうので、
統一感がなく、動きも雑で美しくなく、
エネルギーも発生しないということになります。

もっと簡単に表現すると、達人は腹から動き始めます。
そうすると脚がスムーズに動きますし、頭の動きが少ない。
対して多くの一般人の動きは、頭から動き始めます。
腹が入らず背中が曲がり、脚がスムーズに動きません。
頭の動きもすごく大きい。
動きも遅いですし、エネルギーのロスも大きくすごく疲れるのですね。

僕自身も偉そうなことを書いていますが、
先日自分の練習試合中のビデオを観ていると・・・
結構腹が入らず頭が動いてしまっている場面がありました。
正直、

「ウワッ、これは生徒の方には見せられないな」

と思ってしまいました。(苦笑)
僕の場合、ショットを打つときは腹が入る感覚はあるのですが、
慌てて動き出そうとした場面で、凡人の動きが出てきます。

どうやって改善していこうかななどと考えていた矢先、
身体のメンテナンスと身体動作を教えて頂いている藤本先生が、

「すごい練習方法を思いついたんだ」

と言って、伝授してくれたのが偶然にも、

”腹から動き出す感覚を得るための練習方法”

でした。

こういうのを、”シンクロニシティ”(偶然の一致)というのだと思いますが、
何か自分が疑問に思っていることを、
周りの人が聞きもしないのにいきなり解決策を話し出してくれるということが、
結構頻繁にあるんですよね。
不思議ですが・・・(笑)

これも偶然ですが、6月10日(日)に東京都の稲城市でコートがたくさん取れたので、
1日たっぷり時間をかけて、

”達人の筋肉を目覚めさせる練習会”

と行いたいと思います。

道具を使った練習方法なので、腹から動き出す感覚が全くない人でも
きっかけを掴んで頂けるのではないかと思います。
もちろん一日で完全にマスターするのは不可能ですが、
大腰筋と横隔膜が働く感覚を少しでもわかってもらえると、
今後のテニス人生が大きく変わってくると思います。

今回のワンデイ練習会では、
ご自宅に帰られてからも継続して練習して頂くために、
”達人の筋肉を目覚めさせる練習”
で使う道具も無料でプレゼントしますので、
参加される方は楽しみにしていてくださいね。

この日の練習会では、腹で身体の動きを制御することを
メインのテーマとしながら、
ストローク、ボレー、サーブ、スマッシュと、
一通りのショットを練習していきます。

スーパースローの動画で各自の動きを確認したり、
ipadでフェデラーや錦織などの動きなどと比べながら、
ゆっくり進めていきます。

以下のようなスケジュールで、9時~16時まで一日連続して行いますが、
基本的に激しい練習は行わず、
身体の気づきを得ることをメインとしますので、
体力に自信のない方も安心してご参加頂ければと思います。

開催日まであまり時間がありませんが、
ご都合のつく方は是非ご参加くださいね。

※ランチは各自持参してください。
※ヨガマットやマット等をお持ちの方は持参して頂けると助かります。

■スケジュール
6月10日(日)

9時 集合の後、道具を使って達人の筋肉を使う感覚を鍛えるワーク
10時 ボレー
12時 ランチ&QAセッション
13時 ストローク
15時 サーブ、スマッシュ
16時 解散

■場所
北緑地公園テニスコート(Cコート)

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/sports/tennis/kitaryokuchi/index.html

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
参加料:22000円(研究会会員15000円)

※お申し込み後、3日以内に銀行振り込みをお願いいたします。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名~10名程度

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

1人の場合は12時で終了
2人の場合は14時で終了
3人以上の場合は予定通り16時まで行います。

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催一時間前にfacebook上でお知らせします。
https://www.facebook.com/No1TennisDojo

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。
投稿者 yanahara 12:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
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