2011年06月09日
周りに影響されず、自分らしい選択をする~全仏フェデラー~
こんにちは。柳原です。
全仏オープンが終わりましたね。
やはり僕の予想は当たらず(笑)、決勝はナダルVSフェデラーになりました。
準決勝でフェデラーがジョコビッチに勝ったのは本当に驚きでしたが、
このときのフェデラーは本当に凄かったみたいですね。
すごく残念なことに、僕はこの試合は観れなかったのですが・・・
でも決勝のフェデラーのプレーを観て納得。
フェデラーはまた一歩進化しましたね。
一番進歩したのは、バックハンドのストローク。
今までよりも威力と安定性が増していて驚きました。
ナダルとの決勝でもバックハンドから攻撃の糸口を掴むパターンが多く見られ、
今までのナダルとの対戦でバックを攻められて苦しむ姿からは、
明らかに進歩が見られました。
それでもやはり今回の敗因もバックハンドであったことは、
間違いないと思いますが、
ここまで進歩してきたことは賞賛に値するのではないでしょうか?
長くNo.1の座にいたフェデラーですが、
ナダルが台頭してきて、彼を攻略するためにバックハンドの強化が必須になりました。
対ナダルの試合でスライスを多様してしまうと、
球足が遅くなってしまうのでフォアに周り込まれ、
一機に主導権を握られてしまうパターンが多かったんですね。
そのパターンを脱するため、得意のスライスをメインで使うのではなく、
トップスピンをメインで使うという選択をしたのだと思います。
ちょっとはっきりわかりませんが、
これがもう4年とか5年ぐらい前の話だと思います。
しかし事は簡単には運ばず、バックハンドのトップスピンでミスを連発することを多くなりました。
無理してトップスピンを打っているようにも見え、
「フェデラーはトップスピンにこだわり過ぎだ。
無理せず得意なスライスをもっと多く使うべきだ」
という専門家も多数いました。
でもフェデラーは挑戦し続けたんですね。
その結果、新しい自分を手に入れることができたんです。
そこが本当に素晴らしいなぁと思いました。
周りの人には、”今現時点の結果”しか見えないんです。
そのときの結果だけをみて、ああだ、こうだ、いうわけです。
でもその意見をイチイチ気にしていたら、
自分の本当にやりたいことができなくなります。
やり通したフェデラーは本当に尊敬に値します。
ただ難しいのは、周りの意見が全てがダメなわけではない点ですよね。
自分では気付かない点を周りの人が教えてくれることも多くあります。
意固地にならず周りの人と協力して進んで行ったほうが、
成長が早いのもまた事実です。
月並みですが、やはりバランスなのかなあと思います。
ちなみに、フェデラーがバックのストロークでトップスピンをメインにせず、
スライスにこだわっていたらどうなったでしょうか?
今のスライスよりも圧倒的に精度が高く、例えば、
・ベースラインより50センチ手前の深さに毎回入る
・ショートアングルにも完璧にコントロールできる
・ドロップショットをほとんどミスしない
など。
ナダルが毎回すごいエネルギーを使ってショットを打つ中、
フェデラーはその1/3の体力しか使わない。
そして機を見て強打。
もし、こんなことができたら、これもすごい武器ですよね。
個人的には、こんな戦いも観てみたいです。笑
でも現実問題として、このレベルのスライスを習得するのは、
バックハンドのトップスピンを強化するより難しそうですが・・・
我々もブレない自分の軸をしっかり持ちつつ、
頭を柔らかくして、自分らしいテニスを作り上げていきましょうね。
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★練習会
①6月4日(土)18時~20時 「ボレーの達人を目指す練習会」
②6月18日(土)14時~16時 「楽にスイングが加速されるフォアハンドストローク練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
6月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。
①「相手コートでキックするバックハンドストロークを打つ方法!」
②「バックボレーで軸を作り、威力と安定性を得る方法!」
詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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全仏オープンが終わりましたね。
やはり僕の予想は当たらず(笑)、決勝はナダルVSフェデラーになりました。
準決勝でフェデラーがジョコビッチに勝ったのは本当に驚きでしたが、
このときのフェデラーは本当に凄かったみたいですね。
すごく残念なことに、僕はこの試合は観れなかったのですが・・・
でも決勝のフェデラーのプレーを観て納得。
フェデラーはまた一歩進化しましたね。
一番進歩したのは、バックハンドのストローク。
今までよりも威力と安定性が増していて驚きました。
ナダルとの決勝でもバックハンドから攻撃の糸口を掴むパターンが多く見られ、
今までのナダルとの対戦でバックを攻められて苦しむ姿からは、
明らかに進歩が見られました。
それでもやはり今回の敗因もバックハンドであったことは、
間違いないと思いますが、
ここまで進歩してきたことは賞賛に値するのではないでしょうか?
長くNo.1の座にいたフェデラーですが、
ナダルが台頭してきて、彼を攻略するためにバックハンドの強化が必須になりました。
対ナダルの試合でスライスを多様してしまうと、
球足が遅くなってしまうのでフォアに周り込まれ、
一機に主導権を握られてしまうパターンが多かったんですね。
そのパターンを脱するため、得意のスライスをメインで使うのではなく、
トップスピンをメインで使うという選択をしたのだと思います。
ちょっとはっきりわかりませんが、
これがもう4年とか5年ぐらい前の話だと思います。
しかし事は簡単には運ばず、バックハンドのトップスピンでミスを連発することを多くなりました。
無理してトップスピンを打っているようにも見え、
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周りの人には、”今現時点の結果”しか見えないんです。
そのときの結果だけをみて、ああだ、こうだ、いうわけです。
でもその意見をイチイチ気にしていたら、
自分の本当にやりたいことができなくなります。
やり通したフェデラーは本当に尊敬に値します。
ただ難しいのは、周りの意見が全てがダメなわけではない点ですよね。
自分では気付かない点を周りの人が教えてくれることも多くあります。
意固地にならず周りの人と協力して進んで行ったほうが、
成長が早いのもまた事実です。
月並みですが、やはりバランスなのかなあと思います。
ちなみに、フェデラーがバックのストロークでトップスピンをメインにせず、
スライスにこだわっていたらどうなったでしょうか?
今のスライスよりも圧倒的に精度が高く、例えば、
・ベースラインより50センチ手前の深さに毎回入る
・ショートアングルにも完璧にコントロールできる
・ドロップショットをほとんどミスしない
など。
ナダルが毎回すごいエネルギーを使ってショットを打つ中、
フェデラーはその1/3の体力しか使わない。
そして機を見て強打。
もし、こんなことができたら、これもすごい武器ですよね。
個人的には、こんな戦いも観てみたいです。笑
でも現実問題として、このレベルのスライスを習得するのは、
バックハンドのトップスピンを強化するより難しそうですが・・・
我々もブレない自分の軸をしっかり持ちつつ、
頭を柔らかくして、自分らしいテニスを作り上げていきましょうね。
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★練習会
①6月4日(土)18時~20時 「ボレーの達人を目指す練習会」
②6月18日(土)14時~16時 「楽にスイングが加速されるフォアハンドストローク練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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