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テニス上達研究日記 テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

短時間でヘッドスピードを上げる~錦織選手~

こんにちは。柳原です。
AIGオープンが終わって少し寂しい感じがしますが、
選手たちはもう次の大会でプレーしているのですね。
選手は本当に大変です。

さて今日はAIGの錦織選手を見ていて感じたことを書いてみたいと思います。
錦織選手の一番の武器と言えば、やはりフォアハンドストロークですよね。
でもプロの選手なら誰でもすごいフォアハンドを持っているものです。
それでも彼のフォアハンドが光って見えるのはどうしてでしょうか?

僕が考える錦織選手のスゴさは、

”どんな状況からでもハードヒットして打ち返せる”

能力があることです。

どんな状況でも、というのは多少オーバーに表現していますが、
相手の速いファーストサーブでも、
普通なら差し込まれそうなスピンの効いた深いストロークでも、
サイドに振られた後でも、
彼は平気な顔をして打ち返してしまいます。
それもハードに。

どうしてそんなことができるのか見ていたのですが、
彼は他の選手と比べて、短時間にヘッドスピードをあげる能力が非常に高いのですね。
なので、適切な位置までボール引き込み、
そこから一気に打ちにいくことができます。

極端な比較かもしれませんが、一般プレーヤーの多くは、
ラケットを大きく引き、スウィングを大きくすることでしか、
ハードヒットすることができません。
そうすると、時間がすごくかかってしまいます。
その結果、早い段階からスウィングをスタートしなければならず、
打点やタイミングが狂いやすくなってしまいます。

おそらくこれは、野球のイチロー選手も同じでしょうね。
短時間でボールをヒットできるため、
ギリギリまでボールの変化を見たり、感じたりすることができます。
最後までボールを見極め、最短距離でスウィングしていく。

テニスでも野球でも、これができるとミスヒットが減り、
且つ反射的にラケットやバットが出ていくため、
ムチのような鋭いスウィングが生まれます。

錦織選手やイチロー選手に近づくには、
ボールを打つリズムを変えていくことが必要な気がします。
今まで1秒かけてスウィングしていたものを、0.5秒でスウィングする。
もちろん正確な数字ではありませんが、そんな感覚です。

実は今日はさっきまで練習していて、このことを試していたのですが、
うまくできたときはスゴイボールが飛んで行きましたし、
相手のボールが少々深くても、楽に良いボールを打ち返すことができました。
5分ぐらいしか、その感覚は続きませんでしたが(笑)

10月18日(土)に行うストローク練習会では、
短時間で反射的に打つことも練習していきたいと思います。
まだ空きもありますので、ご都合がつく方は是非ご参加くださいね。
詳細はこちら(↓)です。
http://yanaharatennis.com/practice.html

それでは、楽しい連休をお過ごしくださいね。
投稿者 yanahara 14:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
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